遂にEC-CUBEオリジナルの公式決済サービスがリリース!
EC-CUBE公式サイトのリリース情報によると、EC-CUBEの開発元の株式会社ロックオンと大手決済代行会社のGMOペイメントゲートウェイが協業し、EC-CUBE公式決済サービスをスタートさせたとの事です。
利用可能な決済手段は、クレジットカード、コンビニ収納・電子マネー・Pay-easy(ペイジー)が利用可能で、ライトとスタンダードの2つのプランが発表されています。
初期費用 | 月額費用 | 2クリック購入 | カード決済料率 | |
---|---|---|---|---|
ライトプラン | 50,000円〜 | 2,000円〜 | × | 4.0% |
スタンダードプラン | 178,000円〜 | 10,000円〜 | ○ | 3.5% |
このサービスの目玉は、何と言っても「顧客ID決済」対応だと言う事です。
「顧客ID決済」とは、ネットショップ会員が初回クレジットカード決済時に、カード情報を登録しておき(カード情報はセキュアなGMO-PGのサーバに保存されます)、2回目以降の決済時にはカード情報を入力しなくても良い、という物です。
公式リリースによると、通常5クリック程度必要な購入処理が2クリックまで短縮されるそうです。
これにより、機会損失の大きい「カゴ落ち」(購入処理中のサイト離脱)が大幅に低くなります。(クロスキューブでは、GMO-PGさん意外に、ソフィア総研さんの決済モジュールをカスタマイズして導入した事があります。)
この機能がEC-CUBEのカスタマイズ無しで導入出来るのはショップオーナー様にとっては、かなり嬉しい事なのではないでしょうか?
また、GMO-PGさんでは、最近もうひとつ面白いサービスをリリースしています。
GMO-PGがOpenIDに対応したサービスを提供
OpenIDとは、世界共通のID認証の仕様です。(concrete5でもOpenIDでログイン、会員登録が出来ます)
既に世界全体で14.4億IDがOpenIDとして登録されており、利用可能なサービスもかなり増えてきています。
今回、GMO-PGさんでは、このOpenIDに対応したサービスを年内に提供開始すると発表しました。
GMO-PGさんのサービスは、会員の個人情報やクレジットカード情報をGMO-PG側のサーバで保管し、各ECサイトに適時配送先住所や、クレジットカード決済の結果を通知するというものです。
これにより、ユーザはひとつのIDで複数のショッピングサイトで面倒な入力をせずにお買い物が出来る様になります。
また、カード情報もGMO-PGに登録してあるので、「顧客ID決済」も可能なので、より購入フローを短縮できます。