こんな仕事やりたいです。 - EC-CUBEのカスタマイズ、ネットショップ制作メモ

クロスキューブにご依頼頂くお仕事は、ほとんどがEC-CUBEを利用したネットショップの構築です。
そりゃそうですよね、クロスキューブのサイトには、EC-CUBEの事しか書いてません。

そこで思ったのですが、「こういう実績があります」「こういう事が出来ます」といったPRはありますが、「こういう事やりたいです」というPRをしている企業のサイトをあまり見かけません。
（実績無いところにお願いするのは勇気が要りますからね、当然です。）

なので、この場を借りて簡単な自己紹介兼お仕事募集をしてみようと思います。

高いから作った

僕（代表）は元々営業職です。企画とかリアルのプロモーションとかしてました。
仲間数人で始めた、とあるベンチャー会社*1で法人営業をしていたのですが、人数や売上の増加に従い、エクセルでの顧客管理や営業の歩合給の計算に無理が出てきました。
そこで社長に、
「お前パソコン得意でしょ、どうにかして」
と言われ、元々技術的な作業が好きだったので、FileMakerで顧客データベースを作るところからこの道に足をツッコミました。*2

生まれつき面倒くさがりなので、可能な限り業務を効率化、自動化しました。

一旦やりだすと「もっと便利に、もっと売上に結びつく様に」と、依頼されてもいないのにドンドン開発しました。*3

歩合計算の元になる営業成績を自動で算出する為に販売管理システムを作り、営業が外出が多いので販売管理システムをモバイル対応*4にし、顧客情報のデータベースはコールセンターのCRMシステムに進化しました。*5
コールセンターのスタッフは大多数がシフト制のアルバイトなので、いつ誰がどこの席に座るか解りません。
なのでコールセンターは全席移動プロファイルのフリーアドレスにしました。*6

今考えると恐ろしいのですが、「何かのパッケージを入れる」という考えは費用がかかるので全く無く、「どうやったら無料*7で出来るか？」を考え全部スクラッチで開発していました。*8
おかげで、業務分析、要件定義、等のスキルが付き、業務にピッタリ合った非常に使いやすいシステムが出来ました。*9

しかし、全部一人で行っていたため、他の人がメンテする事を全く考慮していないメンテナンス性の非常に悪いシステムでした。退職する時にドキュメントや保守性の重要性を痛感しました。
EC-CUBEでショッピングモールを作ったのもココが最初でした。あとメルマガ配信システムも作りましたね。とにかく作った時代でした。
ちなみにこの会社で作ったシステムを、某SIerさんにリビルドしてもらう為にRFP作って見積もり取ったら2億ちょいでした。

お客さんのシステムを作りたくなる

その後、自社のシステムでは無く、外部のシステムを作ってみたくなりEC-CUBEのゴールドパートナー企業に転職しました。*10
EC-CUBEの可能性に引かれ入社したのですが、EC担当は僕しかおらず、また全部一人で行う事になりました。
役員の方からWEBを使ったシステム営業を教わり、営業して設計して、開発して、デザインまでやりました。
当然、一人では回りきらず半強制的に他部署の人間を巻き込んでいきました。
この時にプロジェクト管理の重要性を体感しました。

この会社ではショッピングサイトだけでなく、直リンク形のアフェリエイトシステム何かも作りました。
また週1回、強制参加の社内勉強会があり、非常に勉強になりました。

この後、某大手レンタルDVDチェーンのWEB担当会社に転職し、インストアメディアとしてのデジタルサイネージシステム（クラウドちっくな配信システム）案件に携わっている間に、いいかげん体調を崩し、退職して独立しました。*11